賈鵬芳(ジャーパンファン)

兄の影響で二胡を始め、1978年「中国中央民族楽団」に入団。ソリストとして新聞・雑誌で高く評価され、ソロアルバムを発売。中国全土への演奏旅行のほか、TV・ラジオの国内、海外向けの番組で特集が組まれるなど、数多くの独奏をおこなう。85年「中国中央民族楽団」管弦楽部門副首席に就任する。
1988年来日。作曲家服部克久氏のコンサートやレコーディングに参加し、服部克久氏主宰「音楽畑」の海外ツアーにもソリストとして同行する。
1994年5月、ビクターエンターテインメントよりCD『華弦』をリリース、97年2月には日本の楽曲を取り上げた『悠久の風景』をコロムビアよりリリースした。さらに同年8月、PACIFIC MOONより『河/RIVER』を世界数十カ国でリリースし、99年10月、『虹/RAINBOW』をリリースした。民族音楽の枠を越えて世界に通用する深みのある音楽を作り出したといわれる、『河/RIVER』と『虹/RAINBOW』は、アメリカのFM局にて上位チャートインを果たした。2001年1月、PACIFIC MOONより『遥/FARAWAY…』をリリースし、同年4月、ヒーリングCD売れ筋ランキング1位となる。その後、2002年3月に『二胡 JIA PENG FANG BEST』をリリース、全国各地にてソロコンサートを展開している。
そのほか映画・TV音楽(『一弦の琴』、『すずらん』、『もののけ姫』、『漢詩紀行』、『故宮』など)やCM音楽(JR東海、味の素、サントリー、カネボウなど)、CD(久石譲、宗次郎、渡辺香津美、Birdなど)でも活躍。TV、ラジオ出演多数。カーネギーホールや国連国際会議場、台湾国家音楽庁など、世界の大舞台での活躍も多い。
東京芸術大学大学院音楽学部修士課程卒業。中国音楽家協会会員。中国二胡学会理事。

賈鵬芳ホームページ:http://www.jia-pengfang.com




賈鵬新(ジャーパンシン)

10歳より二胡を学び、11歳で演奏活動を始める。1972年中国黒龍江省ジャムス市文化宮民族管弦楽団に入団、首席兼板胡ソリストとなる。同年、板胡独奏『公社春来早』は文芸コンクールで器楽部門第1位となり、音楽業界、メディアの注目を集めた。この録音はジャムス人民放送局で放送されたほか、ジャムス日報にも専門家による評論が多数掲載された。72年から二胡の指導を始める。20余年にわたり教えた生徒は50数名に及び、そのうち10名以上が国家、省、市レベルの大学や楽団に入った。
 1974年、ジャムス市評劇団(評劇:中国北方の歌劇)に首席二胡奏者、楽隊長として迎えられる。78年当劇団の作曲および芸術総監督をも兼任する。82年、評劇団団長に就任。長期にわたる団長任期中、当劇団創作、賈鵬新作曲、当劇団出演による現代評劇、『功与罪(功と罪)』はセンセーションを巻き起こし、150回連続公演を行う。全国4省50以上の劇団が、この劇を学びにジャムスを訪れた。1991年4月、ジャムス市芸術劇院の首席奏者、音楽総監督となり、92年、ジャムス映画会社社長兼音楽プロデューサーに就任する。1995年、二胡の演奏における造詣の深さや音楽理論面における実績が評価され、ジャムス市芸術大学客員教授(器楽部門)となる。1996年、自ら作曲、演奏を行った二胡独奏曲『松花江之夜(松花江の夜)』がジャムス市第1回文学芸術創作貢献賞を受賞する。
 2001年11月来日。現在は、「天華二胡学院」で二胡の指導にあたるほか、「中国民族管弦楽団」のコンサート(2002年2月 於:東京台場・TRIBUTE TO THE LOVE GENERATION)や、「賈鵬芳二胡リサイタル 明日、明天、TOMORROW」(同年3月 於:王子ホール)をはじめとする多数の演奏活動やレコーディングを行っている。
 中国民族管弦楽学会会員。中国二胡学会理事。

賈鵬新ホームページ:http://www.jiapengxin.com



周耀[金昆](ジョウ・ヤオクン)

中国を代表する著名な二胡奏者の一人。江西省生まれ。
国家一級演奏者、中国音楽家協会二胡学会前副会長、国家級特殊貢献芸術家。元、中国中央民族楽団二胡首席奏者で、コンサートマスターを20年余り務めた。国内のみならず、国外での演奏活動も多く、ヨーロッパ、フィリピン、香港、日本、シンガポール、ヨーロッパ等の国で演奏経験をもつ国際的奏者。
演奏活動の傍ら、独奏曲を数十曲録音、二胡演奏曲を30余作曲。また『二胡練習曲集』『全国考級教材』等を主編、録音し、それらは国内外の二胡学習者に広く利用されている。全国二胡コンクールの評価委員も担当。若手の指導にも熱心で、才能ある若手演奏家を輩出している。賈鵬芳も北京時代に師事。 2000年8月〜2002年8月まで来日。「華夏音楽学院」専任教授、「日本華楽団」ソリストとして、日本における二胡の普及と日本人二胡奏者の指導に携わった経験がある。2003年『周耀[金昆]二胡作品集』出版。